YWS

ChatGPT仕事術1

News「ChatGPT仕事術」

ChatGPTに「質問させる」技術。
完成度を上げる一番ラクな方法

「〜についてのレポートを作ってください」と頼むだけだと、良くも悪くも“それっぽい”仕上がりになりがちです。 仕事で使える品質にするコツは、先にChatGPTへ質問させて、必要情報を揃えてから作らせること。 この記事では、そのやり方をテンプレ付きで紹介します。

なぜ「質問させる」と精度が上がるのか

ChatGPTは、与えられた情報(前提・目的・条件)を材料に文章を組み立てます。 逆に言うと、情報が足りないと、一般論や推測に寄った内容になりやすいです。 だから最初に不足情報を洗い出す質問をさせると、材料が揃って品質が安定します。

ポイント:「作って」ではなく、
①必要な情報を列挙させる → ②質問させる → ③回答する → ④作らせる
の順にするだけで、成果物の完成度が上がります。

基本フロー(この順番だけ覚えればOK)

  1. 目的とゴールを伝える(何のために、誰が使うか)
  2. ChatGPTに必要情報のチェックリストを作らせる
  3. そのチェックリストを元に質問を出させる(不足だけ・優先度付き)
  4. 答えられる範囲で回答し、足りない箇所は「未定」と宣言
  5. 最後に完成物を生成(出力形式・文字数・トーン指定)

テンプレ①:まず「必要情報の一覧」を作らせる

これは最強です。レポートでも提案書でも、まず「必要な情報」を出させます。 あなたはそれに答えるだけで、ChatGPTが“材料不足”で迷子になりません。

あなたは(職種/役割)です。
これから「◯◯についてのレポート」を作ります。

まずレポートの完成度を上げるために、
私が提供すべき情報を「カテゴリ別」に箇条書きで一覧化してください。
その後、質問を作る前に、重要度が高い順に並べてください。

・目的:
・想定読者:
・用途(社内共有/顧客提出/提案資料など):
・制約(文字数、期限、トーン、禁止事項):
・欲しいアウトプット形式:

※ここで“質問”までいきなり出さず、まず「必要情報のカテゴリ」を整えると、抜け漏れが減ります。

テンプレ②:質問を「優先度付き」で出させる

質問が多すぎるとダルいので、優先度(必須/できれば/任意)を付けさせるのがコツです。

次に、先ほどの必要情報を埋めるための質問を作ってください。
条件:
- 質問は「必須」「できれば」「任意」の3段階で分類
- まず必須だけ10問以内に絞る
- 各質問に「なぜ必要か(1行)」を添える
- 私が不明な場合は「未定」で進められる代替案も提示

テンプレ③:回答が揃ったらレポートを生成

では、私の回答をもとにレポートを作成してください。

出力条件:
- 見出し構成(h2/h3相当)で整理
- 結論→根拠→事例→リスク/注意点→次のアクション の順
- 文字数:◯◯程度
- トーン:ビジネス向け/丁寧/簡潔
- 「不明・未定」の箇所は推測せず、未定として明記

実例:レポート依頼を「質問させる依頼」に変換する

  • NG(よくある): 「生成AIの導入についてレポート作って」
  • OK(質問させる): 「導入レポートを作りたい。必要情報の一覧と、必須質問10個を先に出して」

この“逆質問モード”を使うと、ChatGPTが勝手に前提を作ってしまうのを防げます。

仕事での応用例(すぐ使える)

  • 要件定義: 「要件を固めたい。抜け漏れ防止の質問リストを出して」
  • 見積作成: 「見積に必要な前提条件を洗い出して、確認項目にして」
  • 提案書: 「提案書に必要な材料(課題/現状/制約/競合)を質問して」
  • 運用設計: 「運用フローを作る。例外ケースの質問を優先度付きで」

まとめ

ChatGPTを“回答マシン”として使うより、ヒアリング担当として使うほうが仕事の質は上がります。 「必要情報の一覧」→「優先度付き質問」→「回答」→「生成」の順番をテンプレ化して、 毎回の手戻りを減らしていきましょう。

次回は、実際に「質問フェーズ」を最短で終わらせるための“質問の絞り込み”や、 回答がないときの進め方(仮定の置き方)もまとめます。

Categories

Follow us:FacebookXInstagram